導入事例

Aコープ鹿児島の新たな挑戦!
StoreFINDで実現する業務改革

Aコープ鹿児島 開発部システム課 日野光之課長

業務のデジタル化が進むなか、基幹システムの限界に直面していたスーパーマーケットが、ついに新しい店舗運営システム「StoreFIND」を導入。これにより、本部と店舗間のコミュニケーションを一新し、情報伝達のスピードアップと効率化を目指すといいます。本日は「StoreFIND」導入の決め手や、今後期待する効果や業務改革について、開発部システム課日野課長にインタビューしました。

紙やメール運用による情報伝達の遅延と紛失、非効率な業務負担。

情報共有のスピード向上と業務効率化、担当者の責任意識向上。

部門登録ができる点やシンプルなUIを評価

「StoreFIND」の本格導入がこれからですが、本日は導入に至るまでの経緯や期待されていることなどを伺ってまいります。

導入の大きなきっかけとなったのは、グループウェアやサーバーといった基幹システムの老朽化です。現在もメールでのやり取りや、指示連絡をプリントアウトして回覧するという運用が続いています。これによって発生する余分なコストや手間、紙の紛失による情報断絶が頻繁に発生していました。

—なるほど、それだと店舗での情報整理も大変ですが、本部での確認作業も大変ですね。

実際には、現在のグループウェアでやり取りされているメールをプリントアウトして配布しています。商品部や店舗事業部、総務部、人事部などから多くの情報が店舗に送られます。これをプリントアウトして回覧する過程で、情報が埋もれてしまうこともありました。返信が必要な情報の確認も難しく、集約作業が煩雑になってきたのです。

—確実にプリントアウトすることが必要だったとはいえ、その運用が定着していたんですね。本部からのメール指示が見落とされるということはありましたか?

はい。各店舗に一つのメールIDしかないため、新規情報を誰かが見てしまうと新規表示がなくなり、見落としが発生することがありました。現在は、1日3回、決まった時間にグループウェアを確認して、事務担当がプリントアウトして配るという方法を取っています。その運用が長く続いているため、メールの見落とし問題は減ってきた印象です。

「StoreFIND」なら店舗の負担が軽減できるのでは?

—他のサービスと比較検討されたと思うのですが、「StoreFind」のどんな点を評価していただいたのでしょう。

店舗に特化していないグループウェアや同じような店舗指示連絡機能をもつサービスと検討しましたが、「StoreFIND」は、店舗ごとの部門登録ができることや、ユーザーインターフェースもシンプルでわかりやすく、店舗の負担を減らす機能に力を入れていたのが大きなポイントでしたね。導入の障壁が少ないことも大きな魅力でした。

—システム導入に関して、ITのサービスに抵抗感があるという話もよく聞きますが、そのあたりはどうですか?

最初は不安もありましたが、2024年7月に本社で説明会を行った後は、現場からのフィードバックも良好でした。まだ完全に慣れていない部分はありますが、特に店舗と本社間でのエクセルのやり取りがスムーズになるといった点で評価されています。

導入後の期待は、情報伝達のスピードと意識改革

—御社が目指す新しい店舗の形はどんなものですか。

今後の店舗運営において、地域に密着したコミュニケーションの場としての役割を維持しつつ、効率化を図ることが目標です。特に、過疎地域においてスーパーが唯一のコミュニケーション拠点となることが多いため、人手不足に対応しながらも、住民のニーズに応える店舗運営を目指しています。さらに、デジタル化や無人レジの導入による省力化が進むなかで、地域に寄り添った新しい店舗の形を模索していくことが課題となります。こうしたなか、「StoreFIND」が店舗運営をサポートしてくれること大いに期待しています。

—ありがとうございました。サービス稼働後の状況についても、ぜひあらためてインタビューをさせてください。

<企業プロフィール>
会社名:株式会社エーコープ鹿児島
本 社:鹿児島県鹿児島市
創 立:平成9年8月1日(株式会社エーシーサプライ社名変更)
代表者:代表取締役社長 宮後 信一
事業内容:スーパーマーケット
資本金:5000万円
店舗数:79店舗(2024年10月現在)
ホームページURL:https://acoop-ks.co.jp/